• 田中さんの本から2015年06月06日更新

    日本の農水省の役人も偉くて、いやよほどヒマだったのかも知れないけれど、その何人かが食糧輸入がストップした場合、日本の食糧事情がどうなり、どれだけの努力が出来るかを計算してみたことがあった。

    それは、どう国民(農民だけじゃないですよ)を働かせてみても、国民が食えるという状態を作り出せない、という結論にしかならなかったらしい。

    それで自給率向上には前向きにならない、つまり諦めちゃった、と言うことらしい。

    そこで、こういう論が出てくる。

    例えば西丸震哉氏の論・・・日本を崩壊から守るためにどう飢餓に対処するか。日本の人口全部はとても無理で、今の食生活レベルだと6千万人も危ない。

    でもより多くの人が生き延びるため、主要食糧全部について、厳正な割り当て、配給制を実施出来るようなシステムにしておくべきである・・・。

    国民全て平等に食おうじゃないか、ということである。おふざけじゃないよ。

    その食糧を作っている百姓を、江戸時代と同じに生かさぬように、殺さぬように、しておいて。文明に遅れたバカモンにしておいて。

    決まってるじゃないですか。

    食糧を作らぬ人に、飢えていただくのですよ。

    そうでなけりゃ、私だって、一日だって百姓するのはイヤです。

     

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