日本の農水省の役人も偉くて、いやよほどヒマだったのかも知れないけれど、その何人かが食糧輸入がストップした場合、日本の食糧事情がどうなり、どれだけの努力が出来るかを計算してみたことがあった。
それは、どう国民(農民だけじゃないですよ)を働かせてみても、国民が食えるという状態を作り出せない、という結論にしかならなかったらしい。
それで自給率向上には前向きにならない、つまり諦めちゃった、と言うことらしい。
そこで、こういう論が出てくる。
例えば西丸震哉氏の論・・・日本を崩壊から守るためにどう飢餓に対処するか。日本の人口全部はとても無理で、今の食生活レベルだと6千万人も危ない。
でもより多くの人が生き延びるため、主要食糧全部について、厳正な割り当て、配給制を実施出来るようなシステムにしておくべきである・・・。
国民全て平等に食おうじゃないか、ということである。おふざけじゃないよ。
その食糧を作っている百姓を、江戸時代と同じに生かさぬように、殺さぬように、しておいて。文明に遅れたバカモンにしておいて。
決まってるじゃないですか。
食糧を作らぬ人に、飢えていただくのですよ。
そうでなけりゃ、私だって、一日だって百姓するのはイヤです。