• 緑葉たい肥について2014年06月07日更新

    有機物の不足した畑は土壌が無機化していき生命体のいない死んだ土に近づいていきます。

    微生物のエサは有機物に含まれる窒素や炭素、その他の微量要素で、主に窒素を得るために有機物を分解し腐植を創ります。

    分解された窒素やその他の微量要素は水に溶けて植物の栄養になります。

    従って、たい肥の原料は窒素を多く含有する素材ほど早く熟成し栄養価の高いたい肥になります。

    稲藁、落ち葉、籾殻、木材チップ、樹皮等をたい肥の原料に選ぶのに比べ、生育中の緑の葉っぱは驚くほど多くの窒素や微量要素を含有しているのです。

    瀕死の畑の生命を繋ぐため我々はたい肥の原料に緑の葉っぱを選びました。

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