• 微生物と土壌動物の関係2014年08月25日更新

    土壌生物は動植物の遺体や腐植を分解し、有機物を無機化して植物の再生産を支えています。

    そのなかでも微生物の有機物分解能力は極めて大きく、林地の場合は特に糸状菌を中心とする微生物群によって有機物の全分解量中の83%が消費されていることが解っています。

    耕地土壌の場合は糸状菌のかわりに細菌や放線菌が増えてきます。

    これも食物連鎖の一因で林地の場合は粗大な有機物が多く、耕地の場合は微小な有機物が多いことから理解できます。