• リサイクルと物質循環(食物連鎖)の違い2014年06月30日更新

    一般に言われるリサイクルとは普段なんでもない時に使われる言葉であれば大切なことですが、廃棄物が処分出来なくなって(埋立地がなくなりそうで)だからリサイクルで回避しようと言うのは一時しのぎにすぎないのです。

    鉄、紙、ガラス、タンス、机などは昔からリサイクルされていますが何回か繰り返すうちに再生品の品質が落ち最後はゴミになります。

    ペットボトルやプラスチック類は植木鉢やハンガー、杭などに再生されますが比較的早い年月でゴミになってしまいます。

    地上で一旦成形されたそれらの人工物はかたちが変わっただけで、大きな目で見れば何も減っていないのです。

    それに対して緑の葉っぱ等の自然のものは堆肥等にすることによって野菜などの栄養になりそれを生物が食べまた土に戻り植物の養分になるということを地上と地下で動物や人間、微生物を介して食物連鎖と言う生命の輪によって永遠に繰り返えされ、全ての場面には生命が介在しています。

    そして、原料の緑の葉っぱは廃棄物でも出来た堆肥はまったく新しい新製品で、再生品ではないのです。

     

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