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DES、DDT、PCB等が人体に危険だと言うことが解ったのは30年以上経ってからのことで、直接人体に影響があったので対処が比較的早かったのだと思われます。
農業の場合はまず畑の土壌の中に住む土壌動物や微生物に異変が起きるのに30年~40年かかり、それから更に数十年かけて作物に徐々に影響が出始めます。
それは土壌がもつ許容力がとても大きいからです。
それでも人間は作物に異変が起きても更に強力な農薬を作り出し対応してきました。
そして現在、さすがに包容力の大きな土壌の許容力(地力)も限界に来ています。
青梅市の有名な梅園なども土壌線虫に負けて皆伐するようです。
水戸の偕楽園も伝染しないかとヒヤヒヤしてるのが現実の状況です。
人間の作り出す薬は効けば効くほど後々とんでもない危険な結果を出すものだと言う事に早く気づくべきです。