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反対すると同時に意見書を提出しました。

特産農産物を守るべきだと言うことと、国のリゾート開発法は既に破綻していることを強く訴えましたが、聞く耳はありませんでした。

しかも、あろうことか我々に協力してくれて、工場敷地を貸してくれて、農地転用までしてくれたYさんの当該土地を、借金の担保として強制執行して、取り上げられてしまいました。

農薬散布を条例で義務付け、農地をボロボロにして、もうダメだとなったら今度はリゾート開発だと強引に決め付ける、お上とはそんなものなのです。

最近の県会議員を見ても解ると思いますが。

 

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真面目に考えているのか?世間知らずなのか?

弘前市役所の市長室の隣に開発推進本部が有り、県内の80社近い土建会社が出資をして、リゾート地を造成することでした。

地上げはりんご農家の農地を農協が買い上げ、もしくは担保に取った農地を取り上げる、というやり方で、内容は、ゴルフ場、スキー場、人工池を作ってヨットを浮かべる、飛行場も作る、と言う既製のリゾート開発で失敗したものばかりでした。

しかも周辺にはゴルフ場もスキー場も沢山有ると言うのにです。

 

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計画書を見てびっくり

私の勢いに気負わされたのか、素直に、分かりましたと言って、極秘と書かれた計画書の写しを持ってきました。

良く読んでから返事をします、と言って一旦引き上げました。

「津軽・岩木リゾート開発計画書」と書かれた書類の内容を見て笑っちゃいました。

日本中の既に開発許可を受けて失敗しているリゾート開発地とほとんど同じ、まるで金太郎飴のような内容でした。

 

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驚きと同時に呆れました

特産品のりんごを救おうと、関係の無いよそ者の私が、りんごの為、特産地農業振興のためと思っているのに、当地の農政課は何を考えているのか、怒りさえ覚えました。

既にリゾート開発法によって農地を開発してリゾート地に作り替えて、沖縄や北海道で失敗していることは新聞などで報道されているのに、22番目の許可なんて、結果は見えているのに、何を考えているのだろう、計画書を見せろ、じゃないと絶対に移動はしない、と怒鳴っていました。

 

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その後のことも面白いので

りんご農家のYさんの協力を得て、工場の敷地も決まり、弘前市役所農政課に農地転換などの指導を受けに行ったところ、驚くような事を告げられました。

実は極秘事項なので、まだ公表はしてないけど、国が推奨しているリゾート開発法による第22番目の開発許可が下りていて、工場の設置場所はスキー場のリフトの乗降場所にあたるので工場設置は無理だ、と言われたのです。

 

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岩木山へ緑葉たい肥を運んだ

4tonトラックに、もう一軒協力してくれるYさんと言う、普通のりんご農家の分と2軒分として私自身がはこびました。

弘前に着いてYさんに連絡すると、とりあえず木村さんの畑に降ろしておいてくれ、後で取りに行くからとのことで、木村さんの畑に全部降ろしました。

後でYさんが取りに行くと、木村さんが全部畑に入れてしまい、全然残っていなかったようです。

木村さんに言うと、とても良さそうなので全部入れてしまった、と悪びれる様子もなく言いました。

やはり変わった人でした。

 

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木村秋則さんとの出会い

弘前の友人から私と同じようなことを言っている人がいる。

腐乱病をはじめ、りんごの病気は農薬では治らない、と言って指定された農薬を撒かず、条例違反で罰金も溜まり、村八分状態だと言うことでした。

ほとんどの農家がお上の言いなりになって、化成肥料を施し、農薬を撒き散らしているのに、珍しい人だ是非会ってみたいと思いました。

会って見ると、なるほどちょっと変わった人でした、頑固と言うか意志の硬そうな人でした。

私も無農薬は解るけど、品種改良を重ねて出来上がったりんごは、無肥料は無理ではないか?と言うと、いや、大丈夫だと言い切っていました。

私は東京で緑の葉っぱを材料に雨水と空気だけで、緑葉たい肥というのを作っている、青森のりんご園を対象に、岩木山に工場を創ろうと思っている、と言うと、是非見てみたいと言いました。

 

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化学肥料と農薬の押し付け

どこの農村でも同じことだと思われますが、私が実際に経験したことを少し述べてみます。

30年ほど前になりますが、青森県弘前市の岩木山の山腹でりんご農家を対象に緑葉たい肥を生産販売しょうと、支店の設立準備をしていた時のことです。

当時県内のりんご園では腐乱病と言う不治の病気が蔓延していました。

県の農政課では腐乱病にかかった木は即刻伐採、焼却を義務付けていました。

青森県では県の特産品であるりんごを守るため、腐乱病をはじめ3種類の病気を防ぐ農薬散布を条例で決め、違反すると罰金を課していました。そのほか年間13回の農薬散布を義務付けていました。

しかし、りんごの病気は減りませんでした。

それどころか、農薬散布で農薬を身体中に浴びた農民の方が原因不明の病気で体調を崩し、倒れる者が続出しました。

あの「奇跡のりんご」で有名になった木村秋則さんのお父さんも農薬中毒で亡くなられました。

だから木村さんは化学肥料と農薬を絶対に使わないのだと言ってました。

 

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毛虫予防のためにも!

やっと暖かくなってきましたね。

春も終われば夏が来る!っと言うことはボチボチ毛虫のシーズンも到来ですね。

消毒や駆除。大変ですよね!

しかし冬から春にかけての予防策があるのです。

それは木の下の落ち葉掃き!

毛虫の中には枯れた落ち葉に卵を産み落とす種類もいます!

餌の足元に卵を産み落とす。虫たちの長年の知恵ですね!

落ち葉掃きだけでもかなりの効果はありますので是非お試しください!

落ち葉掃きや、樹木の健康診断だけでも伺いますのでまずはご連絡お待ちしております。

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