葉を想うBlog
  • 食糧危機がやってくる2015年06月04日更新

    自然環境のバランスを利己的DNAと飽くなき欲望でぶっ壊してきた人類は、いよいよその報復を受ける時が近づいて、現実味をおびてきました。

    アメリカの潅漑農業や大規模近代農業が水不足で崩壊し、小麦、とうもろこし、牛肉などが輸入出来なくなり、日本の畜産業もなりたたなくなります。

    誰かのせいにしてきた一般大衆も日々の買い物で肉やハンバーグが値上がりすれば、あるいは無くなれば、やっと気がつくでしょう。

    スマホや車に狂っている場合ではないと言うことに。

     

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  • 遅すぎたけど今、気がつかないと2015年05月28日更新

    読売新聞の編集委員の芥川喜好氏はこのように読み替えてくれました。

    「問題にきちんと向き合うことをせず、お上と他人の意向ばかり気にして長いものに巻かれ、[公]おおやけの意識に乏しく、自己利益しか頭にない、大人の振る舞いのできない、地位に安んじる公人の傲慢な態度が皮肉られている」と訳してくれています。

    何事につけ、日本に先行しているアメリカで起こっていることはもうすぐ日本でも起こります。

    その時頼りになるお上に、吉田松陰や坂本龍馬のような人物が居てくれるといいのですが。

     

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  • 天罰は始まっている2015年05月26日更新

    日本で記録的豪雨だと騒いでいる時に、アメリカでは干ばつで大変みたいです。

    オバマ大統領も節水宣言を出して、無駄な水を使うと罰金だと言っています。

    青森県の農薬散布を義務付けて違反すると罰金だ、と言ったのと同じレベルですよね。

    お上とはそんなものです。

    美術家の野口弥太郎さんが語っています。

    「絵に関係の深い陰と日なたも、家も、その中に住む人間の精神、思想も、へなへなで、強く表現する何物も無い、総てが利己的で、大衆の卑屈な服従、公徳心の欠如、無節操な文化に音痴な役人、ただ衰弱して苛々した神経、分裂してバラバラになった感情」

    と述べています。

     

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  • 日照りと豪雨(4)2015年05月23日更新

    地上をコンクリートで固めて、地中に雨が浸透しないようにして、全部下水に流してしまう、使う水はコンクリートで固めて無い所から効率よく引っ張ってくる。

    水田や小川を無くして遊水機能を不能にして、靴が汚れないようにする。コメを作らずにスマホを作る、中国と日本のように難しい関係をうまく取りまとめるような有能なお上が現れるのを辛抱強く待つしかないのか、次の豪雨が来る前に、と思っています。

     

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  • 日照りと豪雨(3)2015年05月21日更新

    地球は水の星と言われるぐらい水の豊富な星です。

    しかも水量は一定していて、うまく循環しているのです。

    海や湖、森林と土壌がうまくバランスをとって貯水と浄化を行っています。

    スマホや車を作るのに水はあまり関係ないし、使ったにしても早く綺麗に排水してしまえば良い訳で、水洗便所とあまり変わりません。

    お上もここら辺のことを考えながら国策を練らないと、商工業的志向能力で自然と向き合っても勝ち目は無いと思いますけど。

     

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  • 日照りと豪雨(2)2015年05月20日更新

    河川も曲がりくねっていると管理しにくいと言う理由でなるべく直線的に、コンクリートで堤防が築かれています。

    都会の商工業地や住宅地も、道路や山際の法面も駐車場や学校の校庭まで泥沼になるのを嫌ってコンクリートで固められています。

    おまけに、畑の土壌まで石灰や化学肥料で固められているのです。

    そして、水洗便所、風呂、朝シャン、洗濯機、手洗いと清潔志向の高まりで、いろんな化学薬品の混ざった再生困難な水をどんどんコンクリートで作った下水道へ流し、一気に河川へ放流しています。

     

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  • 日照りと豪雨(1)2015年05月19日更新

    台風11号と12号に伴う豪雨で九州、四国、中国地方で記録的な水害が発生しました。

    記録的と言っても観測史上でと言う事なので、長い地球の歴史から言うと度々あったことだと思われます。

    農業や堆肥作りにとって水はなくてはならないものですが、生物にとってももちろん大切なものです。

    大切故にお上も水行政には気を使っています。

    農業用水を確保するため改善事業と称して農道や用水路をコンクリートで固めてしまいます。

    メダカの住むような小川は効率が悪いと言って全部潰されてしまいました。

     

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  • 養分は微生物の数で左右される2015年05月16日更新

    植物にとって化学肥料はハンバーグかフライドチキン、サプリメントのようなもので、栄養価は高く、食べやすいものです。

    しかし、簡単で手軽だからと言って食べ続けると、肥満、病弱、精神病、イライラして切れやすくなります。

    昔のお母さんの作ってくれたご飯は質素であまり美味しくはありませんでした。

    でも、空腹だったので残さずに、感謝しながら食べました。

    おかげで肥満児は少なく、ほとんど病気などなりませんでした。

    だから薬など無縁なものでした。

    ハンバーグやフライドチキンは数人の人で何百人もの人が食べる量を作ります。

    お母さんはせいぜい家族5~6人分しか作れませんでした。

    化学肥料と堆肥作りに似てませんか。

     

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  • 木村さんの不屈の努力があってこそ2015年05月14日更新

    自然の歩みは、慌てず、急がずです。

    せせこましい現在の世の中で良く自然の歩みに合わせて、木村さんは我慢してきたと思います。

    養分のない枯葉のみでも有機物が有る限り、微生物はそれなりの活動をし、それなりの種類が増えていきます。

    微生物や細菌の中には空気中に豊富にある窒素分を空気と共に地中に浸透してくるのを取り込む、空中窒素固定菌と言う種類もいます。

    ミステリーじみていますが、新しく入ってきた緑葉堆肥の中には今までいなかった種類の微生物がいたのかも知れません。

    木村さんの畑には慣行農業の畑より相当多くの微生物が活躍しているはずです。

     

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  • 自画自賛パート22015年05月13日更新

    木村さんは私と会うずっと前から無肥料、無農薬で格闘していました。

    私がりんご園を見たときは、ピンポン球ぐらいのりんごしか実っていませんでした。

    だから私はやはり肥料が必要ですよ、と忠告したのです。

    そして私の作っている緑葉堆肥は窒素分だけでも2.4%含有しているし、水と空気以外なにも入れていませんよ、入れてみますか、と言うと初めて、「うん」と言いました。

    私はこれが土作りの起爆剤になったのだと確信してます。

     

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